SonyMusicShopから、
supercell<初回生産限定盤>の「ご注文商品出荷準備完了」のメールが来ましたわ。でも、発売日前に届くってわけでもないようで。
拙作「初めての鯉が釣れた時」は、投稿から約2週間。再生数・コメント数・マイリスト登録数ともに、そろそろ伸びが止まったかな……と。やはり
ニコニコ動画での再生数は1000前後になるのかなぁ。伸びないのは動画または曲(あるいは双方)に繰り返して見てもらえるだけのものがないということなので、自らの努力足らざるを憾むのみです。
ただし、第一作「なす幸福論」が少~しずつながらまだ再生が伸びていて、マイリス数も後の2作を大きく上回っている(といっても50ちょっとですが)のは……。後の2作は独りよがりに過ぎた部分があったかな……と自分でもちょっと思ったり。
しかし、私の作品はそんなにシュールですかねぇ。確かに私は80~90年代ころに流行った不条理ギャグ漫画の影響を受けていて(中川いさみ氏と、ほりのぶゆき氏が好きでした)、それがかなり作風に反映しているけど。「不安定になる」というコメントは、曲調に対してのものもあると思いますが、どうしても短調っぽくなっちゃうんですよねぇ。
先日書いたように、別に上手く作ろうとか誉められようとする必要はないけれども、投げやりで適当なものを作ってはならないと思うので、まぁ次回作もボチボチ考えてます。次回は動画にボカロキャラを登場させる予定。歌詞には相変わらず出さないけど。オリキャラwのレオナちゃんは、その次の作品にでも。
続きは「続きを読む」から。
動画に使うイラストを描いているときは、何も音楽を聞かないか、聞くときはニコニコでマイリストに入れている
VOCALOID曲を聴いたり、あるいは昨年購入した
村下孝蔵のCD全集「哀愁浪漫」のCDを取り替えながら聞くことが多い。
ニコニコへの投稿第一作が
鏡音レンによる「踊り子」カバーだったり当ブログの最初の記事が
村下孝蔵さんの似顔絵だったり、村下ファンを公言していますが、正直言いますと「哀愁浪漫」を買うまではCDを数枚しかもっていない、ヌルいファンに過ぎなかったりしたのが事実です。アニメ版『めぞん一刻』のOPの「陽だまり」を聞いたのがファンになったきっかけだったりしますw
「哀愁浪漫」を買うまで「陽だまり」や「踊り子」「初恋」などが好きだったわけですが(というか超有名曲しか知らなかった)、CD全集で全曲を聴く機会を得てビックリ。外れ……というか駄作がほとんどないんですもの。
世間では村下さんといえば「初恋」というように、淡い恋愛をテーマとした歌を作るというイメージが強い中(確かに恋愛がテーマの大半を占めますが)、メッセージソングもあったり、ロック調と言うんでしょうか、激しい曲調の作品が多いのも意外でした。
「哀愁浪漫」で知って好きになった曲というと枚挙に暇ありませんが、激しい曲調のものでは「女優」や「午前零時」、メッセージソングでは「人生」などが好きです。
また、創作作品に対する感想では「泣いた」とか「鳥肌が立った」などの表現が乱用されがちで、私は実際に落涙したりすることはほとんどないのですけれども、村下作品を聞いて初めて歌で泣かされました。私を泣かせた歌は昔より今に至るまで、
村下孝蔵の「同窓会」と「タカハシ」、このたった二つ。
今時どの創作ジャンルでも顕著な“感動”や“涙”を安売りする風潮に対しては心中「ケッ!」とかつぶやいてしまう私ですが、恥ずかしながらこの2曲にはやられてしまいましたw
あと、あらためて感心したのは村下作品の詞の素晴らしさ。著作権的にヤバイですが、こっそり一部引用させてもらいます。
たとえば「ロマンスカー」の終盤の一節「踏み切り越し 手を振る君の 隠れる姿 探して 通り過ぎる ロマンスカーに 叫んだ声は 風の中」……ずっと単に情景を描写しているだけのように見せて最後の「風の中」で一気に前の詞にある意味を持たせる。このあたり、ぐっと来てしまいます。
比べるのも愚かしいし比較するつもりもありませんが、私の今までの作品の詞は単なる状況説明で“詩”ではなく散文だなぁ、と。ネタ曲だとしても、もうちょっと考えてつくろうかな、と。実際、オリジナル3曲とも、製作作業のうち作詞には一番時間をかけてなかったりします(苦笑)。
長文になりましたが、最後にまたPV(
VOCALOIDの歌+自作動画)の紹介を。先日は私が“才能”を感じた作品を紹介しましたが、今回は同じく才能を感じたものでもちょっとベクトルの違う作品を二つ。どちらも一見の価値あり、だと思います。私は。
「
鏡音リンPV『CHU!して!』(full ver.)」
シグナルPさんの殿堂入り(10万再生以上)ヒット曲に、長細Pさんという方がPVをつけた作品。なんというか、言語化しがたく、「シュール」というありきたりな言葉を持ち出すしかありません。この方の作品に比べれば、拙作はおとなしいものだと思うんですけどねぇw
しかしながら、単に異様というわけではなく、淡い色調に統一した色彩感覚・動画加工技術など、作りもしっかりしています。とにかく説明しがたいので一度鑑賞を。
「【
初音ミク・オリジナル】 explosion song」
もう一作は……サムネどおりの内容w。しかし、曲も動画も完成度が高く、特にイラストは漫画を描きなれた人しか出せない上手さがあります。マイリストがなく全く投稿者コメントにも説明がないのでわかりませんが、どういう方なんでしょう。曲と動画の作者が同一かどうかもわからないのですが……。
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